EF85mm F1.8で撮る自然光ポートレート|5D Mark III × BMPCC 6K

EF85mm F1.8で撮る自然光ポートレート

CANON 5D Mark III、EF85mm F1.8 USMで撮影。

グラフィックも自分で撮るんですが、最近は85mmのF1.8をよく使っています。自然光で撮影することが多いので、夕暮れになってもF1.8は調整しやすいのと、やはりボケ足が綺麗ですね。

自然光ポートレート

自然光で撮影。85mm F1.8の柔らかいボケ


夜にノーライトで撮影

スチルはCANON 5D Mark III、ムービーはBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kを使用しているのですが、どちらもカメラ自体の常用感度が高い訳ではないので、開放値の低いレンズは重宝します。

小規模撮影だと大きなライトを何発も打つことが出来ないので、日落ちギリギリまでは太陽光を上手く活用しています。

自然光ポートレート 2 夜間ノーライト撮影

CANON 5D Mark III / EF85mm F1.8 USM


なぜ85mmなのか

ポートレートレンズとしては50mmと85mmが定番ですが、自分が85mmを選ぶ理由は被写体との距離感

50mmだと近づきすぎる。特にドラマの現場だと、俳優の演技に入り込む瞬間にカメラが近すぎると空気が変わってしまう。85mmなら少し離れた場所から、自然な表情を切り取れる。

もう一つは背景の圧縮効果。85mmの圧縮感で背景がとろけるように溶けるので、ロケ地の雑多な要素が気にならなくなる。小規模撮影で美術に予算をかけられない分、レンズでカバーしている部分は大きいです。


BMPCC 6Kで撮るムービースチル

ムービーカメラのBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kからのスチル切り出しも、作品のビジュアルとして使っています。シネマカメラならではの色の深さと、暗部の粘りが特徴。

BMPCC 6K スチル 1 BMPCC 6K スチル 2

Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kで撮影

5D Mark IIIのスチルが「柔らかく溶ける」質感なのに対して、BMPCC 6Kは「フィルムのような質感で残る」感覚。同じ85mmでも、カメラボディが変わるとここまで印象が変わる。

使用機材
スチル:CANON 5D Mark III
ムービー:Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
レンズ:CANON EF85mm F1.8 USM

撮影:バズ平良
出演:福井梨莉華、世波柊璃
短編映画『冬桜、春雪』撮影より