舞台『堕ちて、溶ける。』
VIRGIN KISS — STAGE 2026

THE FALLEN HAS MELTED.舞台『堕ちて、溶ける。』

マルチエンディング公演
映画で始まり、舞台で完結する。
そして結末は一つじゃない。
2026年10月22日(木)〜25日(日)アトリエファンファーレ東新宿昼・夜 全8公演 / 4つのエンディング
チケット情報キャスト
ABOUT

『堕ちる。』の舞台版

作品では描ききれなかった、
物語の裏側、その先の物語。

杉田先生の本当の目的とは?
ひなみと真凜はどうなっていくのか……

短編映画の続きは、舞台で観れる。

NEW FILM
短編映画の続編『溶ける。』制作決定

新規キャストを追加し、続編の短編映画を制作。舞台『堕ちて、溶ける。』は、『堕ちる。』と『溶ける。』——ふたつの物語が組み合わさり、ひとつに繋がる公演です。

映画と映画の"あいだ"の物語、そしてその先……。
彼女たちの人生の続きは、舞台でしか観れない。

MOVIE

短編映画

短編映画『溶ける。』前編 YouTubeで観る → 作品情報 →

短編映画『堕ちる。』前編 YouTubeで観る →

短編映画『堕ちる。』後編 YouTubeで観る →

STORY

『溶ける。』

『堕ちる。』の半年後の世界。

新入生として演劇部に入ってきた三橋渚と佐藤莉音が、芝居の闇に堕ちていき、本当の愛を知っていく……。

演じているのか、本気なのか。
演技と現実の境界線は、稽古を重ねるほどに溶けていく。

『溶ける。』前編を観る

『溶ける。』の作品情報・登場人物 →

ENDINGS

4つのエンディング

この舞台の結末は、マルチエンディング。

毎公演、結末が変わる。全4パターン。

人生は選択の連続だ。
もし、あの時、私があの選択をしていたら、私は彼女と結ばれたかもしれない。

舞台で観る物語に、あなたの望む結末があるかもしれない……。

白組・黒組それぞれが4つの結末を1公演ずつ演じる、全8公演。同じチームで同じ結末は、一度きり。

観る公演によって、彼女たちの辿り着く場所が変わる。あなたが観るのは、どの結末か。

4エンディング
2チーム(白組・黒組)
昼公演
13:00開演
夜公演
19:00開演
10月22日THU黒組白組
10月23日FRI白組黒組
10月24日SAT黒組白組
10月25日SUN白組黒組

4つのエンディング × 白組・黒組 = 全8公演。
開演は昼公演 13:00/夜公演 19:00(開場は30分前)。

舞台『堕ちて、溶ける。』白組キャスト
MESSAGE

演出家より

人生には、数々の分岐点があります。
あの時のあの言葉ひとつで、もしかしたら好きな人と付き合えたかもしれない。
短編映画ではひとつだった結末を、舞台では複数にしました。
彼女たちが選んだ言葉によって、ふたりの関係が変わります。
人と人が付き合ったり、結婚したりするのは、タイミングだとも言います。
誰もが、本当の両想いで結ばれるとは限らない。
その結末を、あなたの目で見届けてください。

脚本・演出 BUZZ TYLER
CAST

キャスト

白組
瀬良かのん
三橋渚 役
瀬良かのん
吉田優花
佐藤莉音 役
吉田優花
加藤綾乃
星乃ひなみ 役
加藤綾乃
赤枝真琴
相川真凜 役
赤枝真琴
本日15:00 発表
小鳥遊凌 役
本日15:00 発表
桜井花奈
杉田先生 役
桜井花奈
舞台版は『堕ちる。』とは別キャスト
黒組
BLACK TEAM
黒組キャストは 近日発表

白組・黒組、ふたつのチームが同じ物語を演じます。

SCHEDULE

公開・公演スケジュール

短編映画
9月11日(金)19:00
『堕ちる。』後編 公開YouTubeで観る ▶
▼
チケット
9月18日(金)10:00
舞台チケット 販売開始当サイトにて販売
▼
短編映画
9月25日(金)19:00
『溶ける。』予告編 公開YouTubeで観る ▶
▼
短編映画
10月2日(金)19:00
『溶ける。』前編 公開YouTubeで観る ▶
▼
短編映画
10月9日(金)19:00
『溶ける。』後編 公開YouTube配信
▼
舞台
10月22日(木)〜25日(日)
舞台『堕ちて、溶ける。』公演昼・夜 全8公演 アトリエファンファーレ東新宿
VENUE

会場

アトリエファンファーレ東新宿 アトリエファンファーレ東新宿 地図
アトリエファンファーレ東新宿
東京都新宿区大久保1-3-15 アクロス東新宿 B1F
東京メトロ副都心線「東新宿」駅 B3出口 正面(徒歩30秒)/ 都営大江戸線「東新宿」駅
地図 © OpenStreetMap contributors
CROWDFUNDING

クラウドファンディング

短編映画『溶ける。』と舞台『堕ちて、溶ける。』のクラウドファンディングは、9月30日(水)に終了しました。
ご支援いただいた皆さま、ありがとうございました。

クラウドファンディングページへ

TICKET

チケット

ON SALE

チケット販売

9.18 FRI 10:00 販売開始
一般席 ¥4,500 / S席 ¥5,000 / 鼓動席(ゼロ距離VIPシート)¥11,000
全90席・全席指定
チケット情報を見る
CHARACTERS

登場人物

写真は短編映画『溶ける。』より

三橋渚

三橋渚

Nagisa Mitsuhashi

幼い頃に交通事故で母が他界。厳格な父親に厳しく育てられた。
きょうだいはおらず、家では家事を手伝う。
仕事で疲れた父親に口答えすると厳しく叱責されるため、次第に人の顔色をうかがうようになった。
機嫌が悪ければ発言しない、そんな生活を続けているうちに、言葉を発することを恐れるようになった。

中学時代、そんな渚をからかう同級生が現れた。
いじめと言うにはまだ遠い行為ではあったが、渚が不登校になるには充分だった。
初めは学校に行けと強く言っていた父親だったが、仕事の忙しさもあって、次第に放置するようになる。

渚が転機を迎えたのは、SNSで見かけた高校の文化祭の演劇。
相川真凜の芝居と、その後のリール動画だった。
演じている姿と、本来の真凜の素の表情、話し方が全く違ったのだ。
お芝居に、そして真凜に興味を惹かれた。

それから渚は、真凜のInstagramをフォローしてDMを送るようになる。
文通のような関係。二人は、一年余りやり取りをした。
渚にとって真凜の存在は、姉のようであり、そして失った母親のようでもあった。
父親にはできないことを、真凜が代わりにしてくれていた。
「不登校も、やりたいことが見つかれば抜け出せるかもしれないよ」
真凜のその言葉に、渚は心を決める。

真凜と同じ高校に進学し、学校に通い、演劇部へと入部する。

そして始まる演劇部のレッスン。
それは渚が想像していたものとは全く異なるものであった。

真凜からの期待を感じていた渚は、それに応えようと全力を尽くすが、あまりに自分の知らない世界で、応えることができない。
父の落胆した顔、中学の同級生の失笑、色々な記憶が蘇る。

ようやく見つけた自分の居場所を失う恐怖、渚にとってはそれが一番辛かった。
大好きな真凜に認められたい、その為には、真凜が期待する理想の役者像を目指さなければならない。

そしていつか、真凜のことが好きであることを伝えたいと想っている。

佐藤莉音

佐藤莉音

Rion Sato

母子家庭で育った莉音。母親の影響で、幼い頃からテレビドラマ、映画を観て育つ。
女優になりたい。莉音の夢が、母親の夢と同じになるのは必然だった。
しかし現実はそんなに甘くないという事をすぐに理解する。
中学の時、母と共に受けた複数のオーディション、「合格です」とは言われるものの、求められるのは高額なレッスン費用。

裕福ではない莉音の家は、数十万円もかかる費用を払うことが出来なかった。
「合格したのに…」幼い莉音は、家庭環境が原因だと、母親と揉めるようになる。
その後、母親は莉音の為にパートを増やし、借金も抱え、事務所に所属させる。

これで夢へのスタートが切れた。そう思った莉音だったが、それは勘違いであった。
レッスン費を取る事務所の現実。それは、悲惨なものだった。
高額なレッスン費とは裏腹に、指導するのは名も無い演技講師で、オーディションの情報もゼロ。
SNSも禁止され、実質、監獄のような場所に閉じ込められ、お金だけが毎月吸い取られる。

母親は、それでも莉音が活躍をしてくれる事を信じて、体調を崩しながらもパートをこなす。
一年が経った。仕事もオーディション情報もない。
それを事務所に伝えても、「まだ実力が伴っていないから」と言われて終わる。
契約更新、また数十万円を求められた。

母親は、もう少し借金すれば続けられるから、そう言って更新をしようとする。
莉音は自分が母親に言った心無い言葉を思い出す。
「パパがいればこんな貧乏じゃなかった。ママのせいでパパは出ていったんだ」

莉音は更新を辞退する。
母親に謝り、演技が出来ればいい、場所は問わないと伝える。
そして見つけてもらった市民団体の劇団に所属する。

”芸能界には、人の夢を利用して私腹を肥やす人間がいる。”
その事実は、莉音の心に深く刻まれた。

莉音の夢は、自分自身の成功の為だけではなくなった。
信じて尽くしてくれた母親の為にも結果を残したい。

しかし市民団体は、志のない地域のおじさんやおばさんが集まっている場所でしかなかった。そんな時、高校の文化祭で真凜の芝居を観る。

それは、莉音が目指す芝居だった。
事務所時代も、市民団体時代も、莉音には演技を学べる相手がいなかった。
だから優れた芝居をする真凜の演劇部に入り、全力で技術を吸収しようと考える。

星乃ひなみ

星乃ひなみ

Hinami Hoshino

ごく普通の家庭に育つ。家族も仲良しで、特段問題もない。
演劇部に入ったのも、女優を目指したいという強い思いよりも、部活を選ぶ中で面白そうだったから、という単純なもの。

全てが高校生活のただの一部になるはずだった。
高校を卒業して、大学に進学して、就職をして……。

しかし歯車が狂った。
演劇部の顧問、杉センのせいで。

杉センは自分の立場を利用し、生徒をセクハラの対象にしていた。
演技指導という名目で生徒の身体に触れ、役作りという理由付けで生徒を洗脳し、自身に触れさせていた。

コウタ。杉センが理想とする男性キャラクター。
”コウタは暴力的、言葉よりも先に手が出る、相手が苦しむのを見るのが快楽。
そして、女を下に見ている。”

杉センは自身が理想とする男性像を生徒に演じさせ、そして自分を襲わせる。

何か指摘されても、「それは演技指導の一部だった」。
そう言い訳するのが杉センの常套手段。

演技に対して純粋な真凜は、コウタを理解しようと努力する。
その役作りの過程において、ひなみとの距離が縮まり、ひなみはそれを、自分に向けられた好意だと勘違いしてしまう。

杉センは最初から言っていた。
コウタはひなみがやるべきだと。

人間には、陰と陽、様々な素因がある。
ひなみは元々コウタに近い素因を持っていた。
しかしひなみ本人はそれに気づいていなかった。

普通の家庭で、真面目な生活をしていたひなみは、自身の内側に眠っていた衝動を理解していなかった。
しかし必死にコウタになろうとする真凜と触れ合った時に、それが大きな波として現れ、ひなみを飲み込む。

ひなみは、杉センのやっていた事を洗脳だとは思わなかった。
ひなみにとって、それは確かに演技指導だったのだ。
他者に成ること。それを成し遂げる為に必要なメソッドが詰まっていた。
スタニスラフスキーが長年かけて作り上げた演技論と近い答えを杉センは見つけていた。

ただし、スタニスラフスキーが求めていたのは芸術としての芝居、対して杉センがやっていたのは、私欲を満たすためのもの。

ひなみの人生の歯車は狂ってしまった。
人を思い通りに動かすことに、杉センと同じ快楽を覚える自分に気づいたから。
しかしひなみはそれを否定するでもなく、杉センを追い出し、その欲望に向かって進み続ける選択をする。

相川真凜

相川真凜

Marin Aikawa

父親が映画カメラマン、母親は映像編集者。
幼い頃からエンタメに触れて育ってきた。
父は真凜に映画監督になって欲しいと思っていた。
だから色々な映画を真凜に観せた。
ひとつの方向性に凝り固まって欲しくない。だからジャンルも国籍も問わず、色々なものを観て欲しい。

しかしそんな父親の考えとは裏腹に、真凜は変わった嗜好を持っていた。
ひとつのものに集中すると、そればかりを繰り返し、観たり聞いたりする。

例えば音楽。ひとつの曲を気に入ると、一日中その曲を繰り返し聴き続ける。
それは映画も、漫画も同じだった。延々と同じ作品を観続ける。
そしてそれは、エンタメ以外の私生活においても同じだと両親は気づく。

気に入ったものへの執着・固執が人一倍強いのだ。
ただ繰り返し見聞きしているわけではない。繰り返しの中で新たな発見をし続けている。良作とはそういうものだとも言う。
繰り返しの中で新たな発見があるものだ。

ただ、真凜のそれは人並み外れて強い。

父親はそんな真凜の特性を理解したうえで、やはり映画監督に向いていると考える。
そして自分の周りの役者などを集めて、短編映画を一本作らせる。
しかし人一倍こだわりの強い真凜は、役者への要求が尽きず、撮影が全く進まない。
挙句の果てに、役者そっちのけで自分自身で演じるという行為に至る。
しかしそこで真凜は、映画を作ることよりも、キャラクターを掘り下げ、自分自身で演じることに興味を持つようになる。

真凜と杉センの出会いは必然だったのかもしれない。
杉センの目指す芝居論は、私欲の為だったとはいえ、キャラクターの掘り下げという面においては、正しい側面を持っていた。
真凜は杉センのもと、コウタという人物を掘り下げていくことになる。

そしてひなみの中に男性的素因がある事を、演技を通して感じる。
だからコウタを演じるのはひなみであるべきだと。
しかし実は真凜の中では未だに葛藤があった。
素因そのものを変える手段があれば、自分がコウタになることが出来る。
本当の自分自身を消し去り、完全なる別人格になる。
それが真凜が求めている理想の芝居。

今もそれを体現する為に、人間の思考とは何か、を考え続けている。

STAFF

スタッフ

ABOUT VIRGIN KISS

バージンキスとは

「バージンキス」は、女性同士の"キス"を軸に、人生の分岐点で迫られる決断を描く短編映画シリーズです。各話のラストにキスと決断の瞬間があり、観終わったあとに「自分だったらどうする?」と考えてしまう。観た人の中に、問いを残す作品です。